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水辺のまち 江東を旅する

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松川 淳子 [著]

 

定価:本体1,600円+税
体裁:A5判並製、フルカラー、192頁
発売:2017年10月
ISBN:978-4-89491-346-2



新刊

江東が培った豊かな経験から学ぶ
まちや地域、暮らしの場に向けられる松川さんの眼差しはどこまでも優しい。東京の西側で育ったご本人にとって、歴史と文化の厚みのある、都市性にとんだ江東の地は、憧れの対象であり、そこにリスペクトの姿勢が常にある。それだけに、大規模開発が続くこの地で、その江東らしさ、文化的アイデンティティが失われないようにするには、どうしたらいいのか。建築家、都市づくりの専門家としての思いも綴られる。「あこがれのコミュニティ」について、江東が培った豊かな経験から学ぶ、考えるというのが本書の基本テーマになっている。(陣内秀信「刊行によせて」より)

【目 次】
刊行によせて(陣内秀信)
まえがき
第1章 江東の時間と空間
まちに住む
 豊洲―未来に向かう垂直のまち
 小名木川と団地と緑 大島地区の集合住宅群
 清洲寮―まちの歳月
 まちの記憶―清砂通アパートの変容
 まちに流れた時間―古石場住宅のいま
 「ヒューマンスケール」のまち―木場公園三好住宅
 集まって住むかたち―江戸の長屋に出会いながら
水辺のまち
 さくら、さくら……
 「水」のもたらすもの
 「水」のもたらすもの―続き
まちはこんなに面白い
 明治丸の歳月
 歴史的建物の新しい命―深川東京モダン館の誕生
 交流!共創!快適!
 老舗企業の新社屋が教えてくれるもの
 ふれあいの春秋―砂町銀座のにぎわい
 江東区とレンガ造 レンガの記憶
 庭園で大人の時間を―清澄庭園の冬の楽しみ
まちへのまなざし
 母から娘へ、娘からその娘へ―まちを見つめ続けて
 まちの原点は「焼け野原」…
 出発のとき―伊能忠敬
 扉を開ければ
 モダンアートの風
 ギャラリーは「近所づきあい」の場
 心を癒す「手仕事」の宝石箱
 まちにあふれ出るアーティストたちの情熱
緑のパワー
 屋上農園は収穫期!
 コミュニティの憩いの場を支えて
 キーワードは「ネットワーク」!
 未来の緑のまちをイメージして
コミュニティをめぐって
 写真展「仮設のまちに生きる」開催中!
 私たちにとっての「文化」
 香取大門通り会のチャレンジ
 まちと食べ物
 水まんじゅう
 まちの伝統をつなぐ亀戸大根
 砂町開発と野菜の促成栽培
 海苔は語る
 あさり
第2章 まちの歳月
新しい暮らしを支える
 豊洲の進化と新しいコミュニティの拠点
 まちの魅力・まちの宝物
 大鵬顕彰コーナーができた 深川江戸資料館
 お化粧直しした補助帆付汽船・明治丸
 まちの情報センター 深川東京モダン館
 「甓甎文庫」の柱 レンガの資料
 季節を楽しむ 清澄庭園
 世界へ向けた窓 富岡八幡宮
 商店街はがんばっている
 もっと地元の人に買ってほしい 砂町銀座
 商店街の新たな役割 亀戸香取勝運商店街
チャレンジするアート
 清澄から六本木へ 小山登美夫ギャラリー
 まちとの接点を目指して ギャラリーエークワッド
 江東から世界へ向けて ギャラリー楽庵
 アーティストたちのメッセージ 
 無人島プロダクション、吾妻橋ダンスクロッシング
まちを引き継ぐ
 変わらないまちへのまなざし よしの園
 池も緑も「昔のまま」 常盤湯
 今も健在 家族がつなぐ伝統の味
 御菓子司 双葉、割烹みや古
変わるまち、変わらないまち
 住まいのまちの「あれから」
 水と緑は今も変わらない
 下町の味は時をこえて
第3章 内海さんの江東
写真は語る1〜20
まちかど/屋上/祭り/アパートの花嫁/「おとこ」の地域活動/紙芝居/汽車会社のあったころ/慰安旅行
/野球と汽車会社/塀の内側/洗濯物の情景/憩いの緑/始業式と桜/鯉のぼりは?/コミュニティと防災
/小学校と公園/子どもの時間と空間/超高層時代に……/多世代交流と伝統/地域の音
写真は語る21〜26
まちかどの子どもたち/アパートの屋上/アパートの暮らし/汽車会社の日々/清砂通アパートの再開発 /未来をみつめて
第4章 座談会 江東のまちを愛して
    −行政からみた江東の魅力
佐藤哲章 奥野敏子 小倉芳子 久染健夫 
松川淳子(司会)
あとがき

 
 

新人ケースワーカーになったあなたへ&「生活保護手帳」活用術  増補改訂第2版

(公扶研ブックレットNo.1)

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池谷秀登・森 宣秋 [著]

全国公的扶助研究会 企画・編集

 

定価 : 本体800円+税

体裁 : B5判・並製、60頁

発売 : 2017年10月

ISBN : 9784894913448



公扶研ブックレット 公扶研ブックレットの第1弾。

目からウロコの生活保護ケースワーク実践の手引書が、全国公的扶助研究会からブックレットとして発刊されて6年が経ちました。
大好評により増刷、新たに加筆修正をおこない増補改訂版となってからも注文が相次ぎ、この間の修正等をさらに加えて増補改訂第2版として生まれ変わりました。多くのケースワーカーの方たちに必携のブックレットです!!

 
 

ゼロ・エネルギーハウス —新しい環境住宅のデザイン

ゼロ・エネルギーハウス
 

早稲田大学理工研叢書 シリーズNo.27
著者:田辺新一/長澤夏子/高口洋人/小林恵吾/中川 純

 

定価:本体1,800円+税
体裁:A5判並製、170頁
発行:2017年9月
ISBN:978-4-89491-337-0

 

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新刊

エネルギーをテーマとした住宅建築コンテストで
ワセダライブハウスが最優秀賞を受賞!!


この本は、早稲田大学が提案したゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の奮闘記録です。
2014年1月にお台場ビッグサイト駐車場に建設された「Nobi-Nobi HOUSE」、2015年10月に横浜みなとみらいに建設された「ワセダライブハウス」、ふだん研究で行っていることを実際の形にすることが、いかに大変であるか
……本書はその過程やその後に考えたことを単行本にまとめたものです。(「はじめに」より)

【主要目次】
第1章 ゼロ・エネルギーな未来のくらし

@エネルギーと社会 A海外のゼロ・エネルギー住宅 B快適性と健康性 CZEHへのロードマップ D環境設計の競技:ソーラー・デカスロン
第2章 Nobi-Nobi HOUSE
@いい日を長く A設計コンセプト:重ね着する住まい BZEH設計フロー C設備技術・素材とZEHのデザイン
DZEHの暮らしかた EICTを利用したスマートなZEHでの暮らし方
第3章 移築後の季節ごとのエネルギー・環境実測
@ZEHに住めば0になる…わけではない Aエネルギーと快適性で競う! Bエネマネ競技 ─冬の陣─実況中継
C移築と4季節の計測結果 DZEHの推計 EZEH住みこなしの提案
第4章 ワセダライブハウス
@エネマネハウス:2回目の挑戦 A住まいを愉しむ Bワセダライブハウス Cパッシブデザイン Dアクティブデザイン
Eしつらえ FZEH判定 G実測によるエネルギー消費の確認
第5章 ワセダライブハウスの発展
@ワセダライブハウスの展開 Aワセダライブハウス実用化へ向けて B快適なZEHとZEB C今後の可能性
第6章 エネマネハウス競技の失敗と成功
@エネマネハウス2014 Aエネマネハウス2015 Bエネマネハウス2017ニュース

 
 

マカオの空間遺産 —観光都市の形成と居住環境

マカオの空間遺産
 

是永 美樹 [著]

定価:本体2,300円+税
体裁:A5判並製、口絵カラー、304頁
発売:2017年9月
ISBN:978-4-89491-343-1

 

 

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新刊

過密都市マカオについて、古地図を読み解きながら、現代の都市空間に継承された痕跡がどのように活用されているのかを紹介。
カジノだけでないマカオの都市に埋め込まれた街の面白さは、現地の見聞記などを各章の随所に添えることでいっそう味わい深く、
学術研究の図書には得がたい好著である。またこれからの観光都市のあり方についても提示している。

【目次】
 口絵 
序章 マカオの歴史概略と都市空間の拡大過程    
 1 高密観光都市[ マカオ] とはどんな都市か  2 マカオの歴史概略  3 マカオ半島の都市空間の拡大過程
  COLUMN アズレージョの道路標識  

1章 ポルトガル人が野望を託した「丘陵地」   
 1 17 世紀のマカオを描いた3 枚の地図  2 防御システムの成立と建築的遺構として活用されている要塞
 3 都市形成の基盤としての丘陵地
  COLUMN ポルトガルのポサーダについて

2章 クリスチャンシティの形成とその文化的役割
 1 クリスチャンシティを示す2枚の地図  2 クリスチャンシティの特徴  3 聖パウロ学院に関する建築的考察と文化的考察
 COLUMN 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

3章 歴史的な空間遺構としてのオープンスペース
 1 「PLAN DE LA VILLE DE MACAO」と「Planta Topographia da Cidade de Macao」  2 クリスチャンシティの街路網の成熟
 3 「Largo/ 前地」の空間的特徴とオープンスペースとしての意義  4 クリスチャンシティの街路網の再生
 5 オープンスペースを彩るコブルストーン  6 市壁のなかの「チャイニーズタウン」の発展
  COLUMN アズレージョについて /
  COLUMN マカオの食

4章 クリスチャンシティに継承された歴史的建造物と路地の日常
 1 「PLANTA DA PENINSULA DE MACAU」  2 市壁崩壊後の市街地拡大  3 歴史的建造物の保存政策 
 4 市民生活を支える歴史的建造物の活用  5 内港の整備  6 路地の空間的な特徴と日常の風景
 7 内港のにぎわい空間の再生  8 環境整備としての緑化政策
  COLUMN 盧家大家
  COLUMN 鄭家大家

章 近代化を迎えたマカオの都市構成の変化
 1 「PLANTA da PENINSULA MACAU」と「PLANTA da CIDADE DE MACAU」
 2 半島北部の市街地拡大−近代的な都市計画の登場  3 市街地拡大の痕跡をたどるバスルート
 4 ラザロ地区の開発  5 塔石地区の文化ゾーン形成
  COLUMN 朝の公園
  COLUMN マカオを描いた画家ジョージ・チネリー 

6章 沿岸部での大規模開発と新馬路
 1 「Planta Geral da Cidade e Novo Porto de Macau」   2 新馬路の建設によるクリスチャンシティの分断断
 3 新市街の近代化
  COLUMN タイパ島
   COLUMN タイパ島の建築遺産産産
  COLUMN コロアン島

7章 観光都市へのあゆみ  
 1 新しい市街地への市民生活の拡大   2 「カジノ都市」へのはじまり  3 カジノ産業の発展と新たな埋立地への進出
  4 中国へ返還後のマカオ人の野望の地へ   5 統合型リゾート観光地への生まれ変わりを目指すマカオの野望
 6 埋立地を舞台にした国際的なイベント
   COLUMN マカオの街並み「第二次的輪郭線」をつくる「ケージ」

終章 マカオの都市空間に継承された重層的な空間遺産と再生戦略
 1 都市形成から読み解くマカオの街路と街区の特徴  2 市街地拡大とオープンスペース、公園の補完的関係
  3 都市空間の拡大と都市構成の特徴   4 居住環境向上のための歩行者空間の整備−歴史的空間遺構の復活−
   COLUMN  街中トレーニングジム
  5 横断的にみたオープンスペースの関係性  6 重層的な空間遺産を継承する高密な観光都市マカオの居住環境
参考資料  あとがき

 
 

すべての子どもに遊びを —ユニバーサルデザインによる公園の遊び場づくりガイド

すべての子どもに遊びを
 

みーんなの公園プロジェクト[編]
柳田宏治・林 卓志・矢藤洋子[著]

 

定価:本体2,500円+税
体裁:B5判・並製フルカラー、128頁
発売:2017年9月
ISBN:978-4-89491-335-6

 

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新刊

子どもたちにとって公園が遊び場だとしてもすべての子ともが対象とは言い難い。障がいのある子どもが自由に遊べるような公園は少ないのが現状である。今、求められているユニバーサルデザインの遊び場は、障害の有無を問わずあらゆる子どもが自らの力を生き生きと発揮して共に遊び学べる場所である。そして本書は親を含む地域のさまざまな大人たちが子どもの成長を見守り支え合えるような場所、そんな公園づくりを通して、すべての人が参加するインクルーシブな社会づくりの重要性を説いている。

推薦します
ユニバーサルデザインは障害の有無などを問わない、あらゆる人々、あらゆる子どもたちのためのデザインです。すべての公園が本書によってユニバーサルデザイン空間として実現されることを期待します。(仙田満:公益社団法人こども環境学会代表理事)
歩けなくてもてっぺんに行けるよ。聞こえなくても冒険ができるよ。見えなくても一緒に遊べるよ。I'm possible. この本を開くと、世界中で行われているさまざまな取り組みを知ることができる。(川内美彦:東洋大学教授・アクセスコンサルタント)

【目次】
発刊によせて
ガイド作成の背景/このガイドについて
1. 基本的な考え方/Concept
遊びの重要性/障害のある子どもと遊び/公園とユ ニバーサルデザイン/ユニバーサルデザインの遊び 場と5原則/〈視点1〉子どもの「遊び」と多様な人が支 え合う地域社会/〈視点2〉障害者政策の観点でみる ユニバーサルデザインの公園づくり

2. 遊び場の計画と運営/Planning and Management
敷地の選定/さまざまな住民の参加/利用の促進と スパイラルアップ/公園調査トピックス

3. 遊びのデザイン/Play Design
遊び場の概要/ブランコ/振れ動く遊具/回る遊具 /バランス遊具/滑り台/登り遊具/複合遊具/砂 遊び/水遊び/もっと自然遊び!/もっと粗大運動を 伴う遊び!/もっと微細運動を伴う遊び!/もっと感覚 的遊び!/もっと社会的遊び!/公園調査トピックス

4. 場のデザイン/Site Design
公園へのアクセスと安全/出入り口/外周の囲い/ 園路/地面/ベンチ・座る場所/水飲み場・手洗い場 /トイレ/公園調査トピックス
資 料/References

 
 

身の回りのものでつくるおもちゃとお話

身の回りのものでつくるおもちゃとお話
 

企画:インド国立デザイン研究所/タラ出版社
著者:スダルシャン・カンナ/ギタ・ウオルフ/アヌンシュカ・ラヴィシャンカール
訳者:IPAなごやグループ(代表・奥田陸子)

 

定価:本体1,600円+税
体裁:A4変型判・リング綴、143頁
発売:2017年9月(倉出し、在庫僅少
ISBN:978-4-89491-342-4

 

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新刊

魅力的なインド各地の手づくりおもちゃ
この本(「おもちゃとお話」は、身の回りにある何でもないものを使って、とても面白いおもちゃができることを教えてくれます。この本で紹介されているものは、インド各地で昔から子どもたちが作って遊んできたおもちゃです。対象年齢は8歳から16歳ぐらい、そして大人向けです。作り方は簡単ですが、なぜ動くのか、こんなおもちゃを作る意味があるのか、といったことも触れています。ワークショップに最適。

【目次】
音も出すおもちゃ
 ・ブンブン…ブンブン/もっとブンブン/音の周波数、民俗おもちゃ作りが減った
 ・ピーピー…音の効果/膜の振動/子どもが教えてくれた25の発見
 ・チクチク…リズムバンド/葉っぱが動く仕組み/寿命が短いおもちゃ
 ・ガーガードラム…フランスとの関係/音の伝導と増幅/おもちゃになったものたち
 ・ホーホー笛…気分屋のおもちゃ?/リードの振動/おもちゃをつくることができた“もの”との関係
 ・ブーン…コーアン(禅問答)/空気流で起こるはためき/新年のプレゼント
 ・テケテケ…ペンギンゲーム/機械的エネルギーから音への変換/ほんとうの相互作用とは
踊るおもちゃ
 ・ブレーク・ダンサー…のどがかわいたで賞/重力の中心/素材の違い
 ・ブルブル虫…ブルブルサル/摩擦と弾力性/遊びと学び
 ・ツイスト…悲しいピエロ/遠心力/まったく退屈するということは
 ・ぴょんこ…カエルのレース/蓄えられたエネルギーの運動エネルギーへの変換/現代における伝統
 ・ロックンロール…フクロウのむすこ?/安定した位置/おもちゃの機能の不思議
仕掛けおもちゃ
 ・びっくりパッチン…いたずら/運動エネルギーが音に変わる/いたずらをすることは
 ・フラワー・パワー…マジック・ショウ/両開きのちょうつがい/マジック
 ・ホップ・アップ…明日あると思うな今日のかみの毛/祈ることと開くこと/想像と模倣
風で動くおもちゃ
 ・さかさヘリコプター…びっくりしたこと/回る力 垂直軸/物理学、生物学、工学……おもちゃとは何だろう?
 ・パタパタ…ブタくんとカブトムシさんのレース/ベルヌーイの定理/遊びの価値
 ・くるくるフィッシュ…びりが一番/回転軸と水平軸/伝統的な遊び
 ・ナフ…ナファソン(ナフマラソン)/気流による回転/男の子のおもちゃ、女の子のおもちゃ
技(わざ)のいるおもちゃ
 ・ブーブーハーハー…だれがいちばんのブーブー上手かな/空気の圧力とスムーズな空気流/ルールは変わる
 ・ペンサイクル…いろいろな「ペンサイクル」ゲーム/遠心力と求心力/
決まった形がないおもちゃ
 ・指ゴマ…ぐるぐるぐるぐる/エネルギーに保存/遊びとは何だろう?
 ・ヤンキー…なくなった中身の不思議./回転の勢い/伝統遊びを記録にとどめる
 ・のぼるぞジープ…ケーブルカーレース/摩擦/ゲームをする
 ・紙筒ロケット…楽しみ方とゲーム/エネルギーの転換/暴力おもちゃ

 
 

まち保育のススメ —おさんぽ・多世代交流・地域交流・防災・まちづくり

まち保育のススメ
 

 三輪律江、尾木まり[編著]

 

米田佐知子、谷口新、藤岡泰寛、松橋圭子、

田中稲子、稲垣景子、棒田明子、吉永真理

 

定価 : 本体2,000円+税

体裁 : A4判変形・並製、120頁

発売 : 2017年5月

ISBN : 978-489491-332-5

 

posted with ヨメレバ

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問合せ


新刊 仙田 満さん&大豆生田啓友さん、推薦!!

子育て・子育ちへのもうひとつの視点!保育施設は「まちの迷惑施設」なんかじゃない!

 

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子どもと保護者、そして、保育や教育に関わる人たちだけが子どもの育ちや子育て支援を考えていくのではなく、すべての住民が子どもの育ちや、子どもが育つ環境としての家庭への支援やまちづくりにより深く関心を持ち続けること、また、そのことが社会の未来につながっていくことを私たちはもっと伝えていかなければならないと考えます。(中略)子どもをまちで育てることにより、人と人が出会い、つながりやすくなるということは、実際にまちに出てみればすぐに実感できることだと思います。地域との交流を課題と感じている保育施設のみなさんには、ぜひ子どもたちと「まち保育」を実践していただきたいと思います。(「おわり」により)

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◆目次

はじめに

第T章 子どもを取り巻く環境の変化

1.子どもたちの生活はどう変わったか

2.待機児童問題と保育政策

3.保育は施設の中だけで行うもの?

4.まちで子どもを育てるということ

5.保育をまちに広げよう

第U章 まち保育をはじめよう

1.まち保育式おさんぽのススメ

★コラム「まち保育」のメガネを通して身近なお店・商店街を見てみよう

2.まち保育式おむかえで「孤育て」を解消

3.迷惑と言われない音環境づくり

4.風と太陽にあふれるまち保育にするために

5.まちを知り、まちのメンバーになろう

6.まち保育で防災力アップ

7.「孫育て」「たまご育て」で広げるまち保育の可能性

8.幼児期のまち保育から学童期のまち遊びへ

第V章 まち保育実践

1.まち保育のしかけづくり

2.まち保育の4つのステージへの気づきとさまざまな変化

【視点1】まちで育てる

WS1−1おさんぽマップ点検+発見ワークショップ

WS1−2キッズカメラマンワークショップ

WS1−3防災まち歩きワークショップ

★コラムおさんぽ時の休憩スポットと「一時避難場所」

【視点2】まちで育つ

WS2おさんぽマップ・バージョンアップ

【視点3】まちが育てる

WS3み〜んな一緒にまち歩き

【視点4】まちが育つ

WS4「ありがとうカード」大作戦ワークショップ

★コラム他の保育施設と一緒にWSをやってみよう

3.まち保育をやるための準備とノウハウ

第W章 まち保育が都市に果たす役割

1.これまでの都市計画と現代の社会問題

2.保育・子育て支援と都市計画

3.子どもの成長とまちとの関係

4.保育施設がまちを活性化する

5.まちそのものを育てる視点を持とう

参考文献一覧

おわりに

 

まち保育のススメチラシ

 

HOUSERS(ハウザーズ) —住宅問題と向き合う人々

ハウザーズ
 

 中島明子 [編著]

 

定価 : 本体1,800円+税

体裁 : A5判・並製、224頁

発売 : 2017年3月

ISBN : 978-489491-330-1

 

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新刊

【ハウジング・ファースト】

本書のタイトルは、以前から取り上げたいと思っていたキャサリン・バウアーの伝記のタイトル『HOUSER』をお借りしました。新自由主義の下で貧困居住が広がり始める中、これに向き合い、誰もが人間らしい住まいに住むために研究され、活動されている方々は数多くおられますが、本書は私からお願いできる方々に書いていただいたものです。(略)

本書は、住宅というものの本質、今日の日本の住宅事情、住宅問題の実相とその解決方法を、それぞれ深く掘り下げている論考からなっており、住宅問題の入門書になっていると思います。ですから住宅問題に関心ある人々、とくに若い方に読んでいただきたいと思います。 (「おわりに」より)

 

◆主要目次

刊行に寄せて・中島明子さんを語る

はじめに HOUSERsハウザーズ—解題—

1章 住まいを考える視点

2章 家族と住まいのビジョンを探る

3章 居住貧困をなくすために

4章 専門職はどうかかわるか

5章 住宅セーフティネット論を超えて—ハウジング・ファーストと地域居住政策

おわりに

執筆者プロフィール

 

◆執筆者一覧

広原盛明、鈴木浩、平山洋介、塩崎賢明、祐成保志、廣嶋清志、小伊藤亜希子、丁志映、

鎌田一夫、岸岡のり子、阪東美智子、大崎元、三浦史郎、水田恵、坂庭国晴、

山本厚生、松川淳子、鈴木和幸、蛭間基夫、安達智則

 
 

幻の大学校から軍都への記憶 —国府台の地域誌

幻の大学校から軍都への記憶
 

 田中由紀子 [著]

 

定価 : 本体1,800円+税

体裁 : A5判・並製、128頁

発売 : 2017年3月

ISBN : 978-489491-328-8

 

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新刊

千葉県北西部に位置する市川市の国府台は、明治期の近代化にあたって大学校(東京大学の予定地)が構想されたものの、計画は中止。代わって陸軍が配置されることになり大学校の設置は幻に終わる。国府台は戦時中には軍都として賑わうが、戦後は大学や研究所、厚生施設などが次々と集まり今日では有数の学術文化都市へと発展する。本書は限られた資料から読み解き、不明の箇所は市井の人びとから丹念な聞き取り調査によって、国府台の近代史の一角を究明する力冊。

 

◆主要目次

本書関係図 

刊行によせて—国府台地域を見つめて 中島明子 

まえがき 

第T部 幻の「国府台大学校」建設計画

はじめに 

第1章 明治期の大学計画の変遷

第2章 「国府台大学校」建設計画と土地収用の経過

第3章 計画中止の理由 

結 

第U部 軍都から学術文化都市への変容

はじめに 

第1章 軍都市川の形成

第2章 軍都の生活と生活空間

第3章 軍都から学術文化都市へ 

結 

あとがき

 

 
 

ZIGZAG HOUSE  —箱から住具へ 箱箱から環具へ (「そらどまの家」読本1)

ジグザグハウス
 

 宇都正行、丸谷博男 [著]

 

定価 : 本体1,500円+税

体裁 :A4判・並製、104頁

発売 : 2017年3月

ISBN : 978-4-89491-326-4

 

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新刊

本書は丸谷博男著書の『そらどまの家』の要旨を受け継ぎ、新たにシリーズ化した「健康な暮らしと住まいをつくる教科書」の第1弾。内容は各地の工務店の協力によって取り組んできた地域環境と共生の家づくりの成果が反映されています。伝統的な家づくりの知恵に学び現代工法を活かすことが、今なぜ必要なのか。さまざま事例を示しながら「そらまどの家」づくりの意義について検証し、その具体的な内容をコンパクトにまとめ上げたもの。住み手と地域工務店が目指す理想の家づくりを提唱した一冊。

 
 

詩集 命つむぐ詩 —新たな光を求めて

詩集 命つむぐ詩
 

 加藤きよみ [著]

 

定価 : 本体1,000円+税
体裁 : 四六判・並製、144頁
発売 : 2016年11月
ISBN : 978-4-89491-324-0

 

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新刊

本書に収められた44編の詩(短歌6首)は、季節や家族・子どもや高齢者介護などの作品に共通しているの「自然や人の命をテーマ」にした作品です。
加藤さんが詩を書くのは「自然の、そして命の鼓動をもっと感じ続けたい」と言います。
それは自然をありのままに受け止め、日常の中で人間らしさに出会うときに「その計り知れない深さに驚かされ、命というものがとても愛おしく思え」るからだと言います。やさしさに包まれた感動詩集です。

 

【目 次】

T 巡りゆく季節に

 春 色/春の夜に/春はこうして/秋の初めの/からまつ林/
 初 雪/里の秋/溢れる思い/朝の光に/綿の花

U 子どもたちとともに

まぁちゃん/火 鉢/文人と/二人へ―文人・まさとへ/八重桜/
白木蓮/春に孫と/髪/彼岸花

V 命との出会い

 告 知/再 発/見舞い・その一 シソジュース/見舞い・その二 入院見舞い/
 [短歌]

W 高齢者介護―ヘルパーになって

 【介護保険制度】花カゴ/朝 露/恵子さんの気持ち/帰り際/内緒の握手/
 切り捨てないで/働く仲間

X ひとりごと

【二十歳のひとりごと】生きてゆきたいから/笑 顔/過ぎゆく季節の中に
【オバサンのひとりごと】私/ときめいて/フラダンス


「フラダンス」

衣擦れが聞こえるような
裾の長い紫色のドレスを身にまとい
右に左にしなやかに身体を運ぶ
もう還暦はとうに過ぎているのに
舞台の上の足は軽やかだ

ぬけるような青空を仰ぐように腕を差し伸べて
ひらりと返すその手のひらは
毎日を切り盛りしてきた手
暮らしを背負ってきた手
そして 悲しみや喜びや つらさや楽しさや
たくさんの糸で人生を紡いできた手

ふっくらと膨らんだその袖には
幸福に輝いた過去も
苦労に染まった過去も
幾重ものヒダにたたみ込みながら
手放すことのなかった
明日への希望が灯っている

ほら 彼女らの裾が揺れるたび
寄せては返す波の音が聞こえ
満天の星が垣間見え
南国の風が吹き抜けるようではないか

「川口市・公民館祭」に参加された皆さんのフラダンスを見ながら

 
 

バック・トゥ・ベーシックス  ビギナーズ・ミーティング

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 ワリー・P [著]、ジャパンマック[訳]

 

定価 : 本体1,500円+税

体裁 :B5判・並製、260頁

発売 : 2016年9月

ISBN : 9784894913196

 

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新刊

 本書は、1940年代から50年代にかけて、アルコホリズム(アルコール依存症)から50〜75%の回復率を達成していた本来のAAビギナーズ・ミーティングについて、順を追って詳しく説明している。

キーワードは、「12のステップを、1時間のセッション4回で」

 

1990年代までに、ビギナーズ・ミーティングはAAの歴史の中でほぼ忘れ去られた存在になっていた。ワリー・Pは2年間の調査を行い、さらに2年間、1946年にAAで行われていたフォーマットに従ってビギナーズ・ミーティングのリーダーを務めた。彼はその経験をもとに、1997年8月、『バック・トゥ・ベーシックス AAビギナーズ・ミーティング』を出版した。本書に対する反応は、途方もないほど肯定的だった。回復のコミュニティの中で、ビギナーズ・ミーティングやグループが何千と始まっていった。何十万人もの人たちが、このシンプルで分かりやすい「行動のプログラム」を使って12ステップに取り組み、さらにこの12ステップを通じて他の人のスポンサーを務めた。

 

本書をから、AAの初期メンバーたちが「ビッグブック」を使ってニューカマー(新しい人)を導くために使っていた方法を学ぶことができる。これは時間をかけて有効性が証明されたやり方だ。あなたもこの1時間のセッション4回で12ステップに取り組めば、その直後の結果として人生を変えるスピリチュアル(霊的)な目覚めを経験し、シンプルな回復のプロセスについて深い洞察を得ることができるだろう。

 
 

千葉県社会保健婦養成所  — 一期生の日記と戦前の保健婦活動

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 弓削田友子 [著]、保健婦資料館[編]

 

定価 : 本体2,500円+税

体裁 :B5判・並製、184頁

発売 : 2016年5月

ISBN : 9784894913134

 

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新刊

著者の弓削田友子氏は、情熱をもって収集した卒業生の生活と活動の保健婦日誌や、県の記録、 新聞記事、写真等の大量の資料に解説を加え、今回1冊の本としてまとめた。千葉県社会保健婦養成所の1期生で、卒後阿蘇村(現・八千代市)の保健婦・養護教諭として活躍された綱島ひで保健婦が遺した膨大な資料…、克明で貴重な記録が著者の粘り強い取り組みで整理されている。

 

目 次

第1章 千葉県社会保健婦養成所開設前後の千葉県における保健婦活動

1.小児保健所での活動

2.愛育村での活動

3.保健所での活動

4.その他の活動

5.産婆さんが行なった巡回指導

第2章 千葉県社会保健婦養成所の概要

1.「千葉県社会保健婦養成所」が設置される経緯

2.千葉県社会保健婦養成要綱

3.養成開始の通知と募集

4.過密なカリキュラムと学習環境

5.卒業

6.社会保健婦から厚生指導員へ名称を改める

第3章 新聞記事にみる社会保健婦養成の状況

1.社会保健婦養成所の開設と募集記事

2.選考試験

3.試験結果発表

4.入学式

5.保健所実習

6.卒業

第4章 社会保健婦養成所1期生—綱島ひでの活動

1.社会保健婦養成所時代

2.社会保健婦としての活動(昭和16年5月〜昭和23年3月)

付.卒業後の社会保健婦養成所1期生

  

資料編

資料1.昭和初期の千葉県の状況

資料2.千葉県社会保健婦養成要綱など関係文書

資料3.千葉県社会保健婦規定

資料4.千葉県立保健婦養成所開設

資料5.千葉保健婦協会と房総健婦会

 

掲載新聞記事の収蔵場所別一覧

文献および史料 

附録 『社會保健婦日記帳』 昭和15年4月から9月まで(作成者・綱島ひで)

 
 

幽閉 (新装版)

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石山 勲 [著]

 

定価 : 本体1,400円+税

体裁 : 四六判・並製、208頁

発売 : 2000年3月

新装版 : 2016年5月

ISBN : 9784894910072

 

 

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新刊

精神病院に強制入院させられ、保護室に隔離された主人公が見たものはなにか。患者の心の動きとともに、その目に焼き付いた病院の実態は? スタッフの対応はどう写ったか、閉鎖的な精神病院の実態を迫真のリアリティで描く「福祉・病院関係者必読の書」。

 
 

協同労働の挑戦  — 新たな社会の創造

協同労働の挑戦
 

 

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 [編著]

 

定価 : 本体1,400円+税
体裁 : 四六判・上製、200頁
発売 : 2016年4月
ISBN : 978-4-89491-309-7

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新刊  

本書はワーカーズコープの主催する全国協同集会をはじめ各種の集会、大学の講座で行われた講演、対談、てい談とコラム(各地の事例報告)から構成し、沖縄のこと、農業のこと、当事者主体のことなどについて、それぞれ登壇者が語った内容を丁寧に原稿に起こし読みやすく編集。共通しているのは労働のあり方、自治と民主主義、いのちとは何かといった、人間と社会の根本に迫るテーマで語られている。新しい生き方を模索し、新しい社会を創造する希望となり元気になる一冊。

 

<もくじ>
はしがき —社会の転換期の今、協同労働を問う (永戸祐三)

 

第1章 ワーカーズの新たな挑戦と沖縄 永戸祐三

事例 ◆ ひろしま北部地域福祉事業所「協同労働」プラットフォーム

 

第2章 当事者主体にこだわって

〈対談〉 向谷地生良 + 田中羊子

事例 ◆ 日胆まちづくり地域福祉事務所放課後等デイぽっけ

 

第3章 すべての人々に向けられた基礎・根幹とすべき農と自然

〈てい談〉 山下惣一 + 宇根豊 + 永戸祐三

事例 ◆ 松本事業所

事例 ◆ 但馬地域福祉事業所NextGreen但馬

 

第4章 弾ぁまだ残っとるがよ

〈対談〉 菅原文太 + 永戸祐三

事例 ◆ 東京バイオマス地域福祉事業所あぐり〜んTOKYO

 

第5章 「命どぅ宝」—今をいきる、明日をいきる、未来をいきるということ

〈パネルディスカッション〉 前泊博盛 + 稲嶺進 + 平良朝敬 〈コーディネーター〉 永戸祐三

事例 ◆ 松戸地域福祉事務所あじさい

 

第6章 歴史的危機の時代に、共に生きる、共に働く社会を創る 姜尚中

 

あとがき (藤田徹) 

 

労働者協同組合(ワーカーズコープ)とは

 
 

改訂版 あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖


改訂版 あかちゃんと一緒 京都おでかけ手帖  

あかちゃんとおでかけ手帖をつくる会[編]

 

定価 : 本体1,000円+税

体裁 : B5判変型・並製、フルカラー68頁

発売 : 2016年7月

ISBN : 978-489491-310-3



あかちゃんと一緒だと、「京都」はもっと楽しくなる!!

0歳〜2歳児ママのためのおでかけガイドブック

 

京都のまちには、じつはあかちゃんとママにやさしいお店や遊び場がいっぱい。じょうずにまわれば、あかちゃんも京都のおでかけが大好きになってくれるはずです。ママにとっても、あかちゃんと一緒だからこそ楽しめる京都おでかけスタイルがきっとあります。

 

本書は、小さなこどもをもつ、京都が大好きなママライター4人が、じっさいに京都のまちをあかちゃんと一緒におでかけして、取材・撮影・編集をおこないました。

ベビーカーを押してまわって見つけた情報を満載!あかちゃんと一緒におでかけしやすいコースやワンポイントアドバイスも掲載しました。

 

ぜひ本書を片手に、京都のまちの魅力をぜひ発見してください。

 

 

facebook-logo.jpg あかちゃんと一緒!京都おでかけ手帖facebook https://www.facebook.com/odekakebook

 

— 主要もくじ —

はじめに

ぐずったときの必殺技、教えてください!

おでかけモデルコース 岡崎

おでかけモデルコース 梅小路

おでかけアドバイス

四条

京都のデパートがありがたい!!

三条・御所南

親子で一緒に イベント

京都駅

親子で一緒に 教室

北山

レンタサイクル&タクシー

二条

気軽に利用できる託児所

お役立ちウェブサイト&アプリ

癒し&おしゃれスポット

一乗寺

遊び場

出町柳・北白川

あるある座談会

長岡京

エリア外のこだわりのお店

おでかけレッスン

おわりに

 

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自分にあわせてまちを変えてみる力 〜韓国・台湾のまちづくり

自分にあわせてまちを変えてみる力
 

 

饗庭 伸  [編著]

秋田典子  内田奈芳美  後藤智香子

鄭 一止  薬袋奈美子

 

定価 : 本体1,700円+税
体裁 : A4判変型・並製、156頁
発売 : 2016年3月
ISBN : 978-489491-308-0

 

 

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新刊 

専門領域の本でありながらも難解な研究書ではなく、実践的に有益な図書として建築や住居学を学ぶ学生の参考図書である。またアジアの隣国である韓国や台湾へは、日本の旅行者が多いことから、まち歩きのガイド本として活用しても良い。注目したいのは、まちづくりの展開において「自分にあわせて変えてみる力」をめぐって、ランドスケープ、社会学、都市計画、建築設計のそれぞれ異なる領域で活躍している研究者4人が、本書の執筆者とのダイアローグを通して、韓国・台湾、そして日本のまちづくりの実際を比較しながら、さまざまな視点から論じている点だ。全体としては写真や図をビジュアルにカタログとして配置してあるので手にして読みやすい。

 

<目次>

 

はじめに

 

◆第1章 自分にあわせてまちを変えてみる力

アジアの地図をやわらかい頭で見てみよう

隣りの国を見に行こう

「自分にあわせてまちを変えてみる力」を発見しよう

少しズレた世界から学ぼう

「自分にあわせてまちを変えてみる力」を信じてまちづくりを進めよう

身のまわりの環境の小さな民主化を進めよう

この本のつくり

 

◆第2章 デザインカタログ

テーマ1 まちのカスタマイズ Customizing Our Town

都市の「手づくり」デザイン  / 小さな公共交通ギャラリー商店街

壁にこだわる一時的な都市のすき間で

テーマ2 まち・社区・マウル Community, Community, Community

そのままゲーテッドコミュニティ引越し好き社会のコミュニティ学びからはじまる健康づくり

屋台のおばちゃんを助ける商店街健康コミュニティ情熱のPR作戦

テーマ3 生活と人生のデザイン Design of Life

マダンでどこでもパーティー自分の手で家を直そう!若者たちのたくましい選択

地域に幹を立てる自分のためのお店をつくる

テーマ4 由緒と名物 Origins and Traditions

地域の由来を掘り起こす

何でも資源に観光資源になったカエルまちづくり土産をつくろう工芸品で美意識向上

テーマ5 環をつくる Creating Environments

地域で何を見つけるかあらゆる手段で環境を守る

里山保全によりつながるまちづくり小さな緑の養子縁組

 

◆第3章 「自分にあわせてまちを変えてみる力」をめぐるダイアローグ

ダイアローグ1 見ているものを異なるスケールで見返してみる 石川初さん>

ダイアローグ2 都市の『工夫と修繕』 加藤文俊さん>

ダイアローグ3 アノニマスな都市空間を読む 青井哲人さん>

ダイアローグ4 D.I.Y.アーバニズム 山代悟さん>

 解説 : 韓国・台湾での事例がなぜ「違って」見えるのか?

 

◆第4章 マウル・マンドゥルギ、社区総体営造、そして日本のまちづくりの歴史

なぜ「自分にあわせてまちを変えてみる力」がマウル・マンドゥルギと社区総体営造の中で発展したか

韓国のマウル・マンドゥルギ略史

台湾の社区総体営造略史

日本のまちづくり略史

小さな民主化を支える制度的な環境

歴史を理解するキーワード

@都市化 / A台湾の少数民族 / B民主化 / C台湾と日本の交流

年表 マウル・マンドゥルギ、社区総体営造、まちづくり年表

 

おわりに

 

プロフィール

 
 

新「そらどまの家」 〜伝統と未来をつなぐエコハウス

新そらどまの家
 

 

丸谷博男  [著]

 

定価 : 本体2,000円+税
体裁 : A5変型・並製、184頁
発売 : 2016年1月
ISBN : 978-489491-305-9

 

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パッシブソーラシステムを長年見つめてきた著者が、さまざまな問題を抱えている現代の住宅工法に対し、日本の風土とともに息づく民家を「現代日本民家の標準をつくる本」として提起。本書は前書「そらどもの家」を全面的に改版。新たに日本の建築文化などにも着目し、イラストを挿入しながらわかりやすく解説。

 

もくじ

口絵 カラーグラビア そらどまの家

まえがき

 

第1章 「呼吸する家」を調湿でつくる

1 現代工法における調湿の検証

2 土壁のもつ調湿の力

3 Baubio(未焼成鉱物質建材)の検証

4 防水・透湿シートの検証

5 調湿によるカビ・腐朽菌・蟻害の原因をつくらない

コラム 木で建築を造る意味

 

第2章 換気による健康な空気質の獲得

1 シックハウス問題から始まった24時間換気

2 換気扇で本当に換気ができているのだろうか

コラム 行灯とシャンデリア−陰翳を礼賛した谷崎潤一郎

 

第3章 効果的な断熱によるエコの実現

1 「高気密・高断熱」の先に

2 「断熱」から「断熱+遮熱」へ

3 「蒸発熱」で遮熱・冷却する屋根と壁

4 空気を使わない輻射暖冷房

 

第4章 自然と風土に育まれた建築文化—日本の民家から学ぶ

◆家の始まり—古代住居の知恵

◆縄文時代の集落

◆住居にしなかった高床倉庫

◆砦と住居が豪族の館の形

◆平安貴族の館「寝殿造」

◆武士の館「書院造」

コラム数寄屋を発明した千利休

◆「民家」の誕生

◆「町家」の誕生

◆庶民の暮らしの結晶「京町家」

◆白川郷合掌造りの知恵

◆土蔵造りの真価

◆武士が始めた養蚕農家

◆大正時代の民家の近代化

◆実験住宅「聴竹居」

◆関東大震災と住宅の不燃化

◆金融公庫仕様によって失われた多様な建築工法

◆沖縄から学ぶ高断熱高気密住宅の行方

◆解体される土壁の民家

コラム自然素材を生かした長寿命の工法へ

 

第5章 「そらどまの家」をつくる

1 悩みを少し解決する「そらどまの家」

2 ひと家族の住宅からプロトタイプの誕生へ

3 自然エネルギ—を活用した「そらどまの家」の換気方式

4 「そらどまの家」の標準仕様

5 「そらどまの家」の屋根と壁の構造

6 「そらどまの家」の強固な地盤のつくり方

7 「そらどまの家」の基礎構造

8 「そらどまの家」の強靭な木造躯体のつくり方

9 腐朽菌や蟻害から木造躯体を守る方法

10 継続使用を可能にする建物の長寿技術

コラム 原風景となる美しい建物

 

資料:わたくしたちは「そらどまの家」に共感し応援しています。

 

あとがき

 
 

今井幸彦詩集 みんな生きていたい

今井幸彦詩集 みんな生きていたい
 

 今井幸彦 [著]

 

定価 : 本体1,300円+税
体裁 : B6判・上製、150頁
発売 : 2011年9月
ISBN : 978-4-89491-214-4

 

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今井さんは生きていて感じるすべてのものに率直な自分の感性、感情を重ねて平易なことばで表現しました。収められた47編の詩は、
いずれの作品も人の心の深いところで響き合っています。それは「どんなに重い障がいがあっても、こんなに豊かに生きているんだよ」という今井さんからのメッセージです。
■推薦します!!
東日本大震災に遭い、苦しみのなかにいる人の心を、あたたかな日差しで包んでくれるような魔法の言葉がある。ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたい。                             鎌田實さん(諏訪中央病院名誉院長)

みんな生きていたい

人はどうして
やさしさと 反対の気持ちに なりきれるのだろう
親子で 殺し合いまでしてしまう
映画でなら 見たり聞いたりして 知っているけど
現実の人間なのだ
天のかみさまが見て
人間ではないと 思っているよ

いつになったら
人間どうしで 
殺し合いをしなくなるのだろうか
だれでもみんな 生きていたいと思うのに
<第4章収録>

【本書より】
そう、今井さんは10年以上、他の仲間たちと雨の日も風の日も古本屋を続ける中で、地域の人たちとの良好な信頼関係を築きあげ、自分の生き方を通して、「障がい」や「障がい者」についての理解を広げ、地域を変えていったのです。彼の願いと、地道に行なってきたことが、柔らかく、しっかりと地域に根づいたことを実感しました。そして、そのことは彼だけが理解されたのではなく、彼と一緒に今を生きている多くの仲間たちへの理解が地域に広がったことでもあると思います。
(「今井幸彦さんと川口太陽の家」より/川口太陽の家所長 松本哲)

今井さんの思いにはこだわりがあって、書いたことが私に理解できないと、何度でも私に分かるようにトーキングエイドを打ち直します。汗をかきながら渾身の力を込めてトーキングエイドを打つ今井さんは、大変なエネルギーを使っていることがよく分かります。理解できない私は、とても申し訳なく苦しく思いながら分かるまで説明してもらいます。そうしてやっとお互いが理解できると、二人とも本当にホッとします。ひとつのことばに一時間以上もの時間を費やすこともしばしばです。今井さんの詩は、そんなふうにして、ひとつひとつ書かれました。
詩を書くことは、とりも直さず生きようとする力であることを、今井さんの傍らで私が肌で感じてきたことでした。
(「あとがき―『みんな生きていたい』によせて」より/加藤きよみ)